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Wolfsonの「WM8805GEDS/V」を使った、192kHz・24bit対応の高性能デジタルオーディオインターフェイス(DAI)トランシーバ独立実験基板キット「WM8805_G」がバージョンアップし、リニューアル新発売いたしました!
192kHz 24bit DAIトランシーバ独立実験基板キット「WM8805_G Rev.2」
◆新採用!±2.5ppmの高精度水晶発振器
主な変更点は、±2.5ppmの高精度水晶発振器を新たに採用しました。
クロック周波数は「12MHz」です。
高精度水晶によりマスタークロックをリクロックします。
その他の機能や仕様などは前バージョン「WM8805_G」と同じです。
【WM8805_G Rev.2の概要】
S/PDIF信号(同軸入力またはデジタル入力)を受信してオーディオシリアル信号を出力するDAIレシーバ機能と、オーディオシリアル信号を入力してS/PDIF信号(デジタル出力)を出力するDAIトランスミッタ機能を1チップにまとめたのがDAIトランシーバです。
動作設定はハードウェアモード(ジャンパ設定)とソフトウェアモード(要マイコン制御)の2種類を選択可能です。
ハードウェアモードでも基本的な設定で動作いたしますが、ソフトウェアモードなら更に高度な設定も可能です。
基板上に、同軸(コアキシャル)によるS/PDIF入力信号用のアンプ回路を搭載しておりますので、パルストランス基板キット「PT_F」を接続するだけで、同軸入力に対応します。
◆メインIC:WM8805GEDS/V


メインICは、デジタルオーディオインターフェイスICとして定評のあるWolfson「WM8805GEDS/V」。
受信×8.送信×1を持ち、外部よりクロック供給することで低ジッタの出力が可能です。
※WM8805GEDS/Vの詳細はBlog記事をご覧ください。
※Blog記事:Wolfson デジタルオーディオI/F「WM8805GEDS/V」入荷!
コンデンサは、ニチコンのオーディオ用電解コンデンサ「FWシリーズ」と、一部に温度特性の良い「X7Rランク」の積層セラミックコンデンサを採用しております。
IC、水晶発振器といった表面実装パーツは、あらかじめハンダ付け済みですので、はじめての方でもやさしく組み立てられます。
◆WM8805_G Rev.2のコネクタ・ピンアサイン

ヘッダーピンのピンアサインは、前バージョンの「WM8805_G」と同じですので、以前に「WM8805_G」を製作された方でも問題なく配線できます。
※ヘッダーピンの位置は若干前後いるものもあります。
【WG8805_G Rev.2 主な仕様】
・対応サンプリング周波数:32kHz~192kHz
・クロック:±2.5ppm高精度水晶発振器搭載(12MHz)
・動作設定:ハードウェアモード(ジャンパ設定)、ソフトウェアモード(要マイコン制御)
・対応フォーマット:16bit I2S、24bit I2S、24bit左寄せ(LJ)、16bit右寄せ(RJ)
・電源電圧:3.3V(デジタル部、アナログ部とも)
・基板寸法:約66×39mm
・M3ネジで取り付け可能
キット説明書(PDF)
販売価格:¥2,880-
◆独立実験基板キットを組み合わせた製作例
DAIトランシーバ基板「WM8805_G Rev.2 」と高性能D-Aコンバータ単独基板(DAC_1792_B)等の独立実験基板キットを組み合わせ、「192kHz対応D/Aコンバータ」が製作できます。

【独立実験基板キット組み合わせ例】
・DAIトランシーバ独立実験基板キット「WM8805_G Rev.2」
・D/Aコンバータ独立実験基板キット「DAC_1792_B」
・平衡-平衡反転アンプ基板キット「OPAMP_B」(IV変換用)
・平衡-不平工変換アンプ基板キット(ゲイン1倍タイプ)「BALUN_2134」
・デジタルオーディオ・コアキシャル汎用実験/評価基板キット「PT_F」
▼「192kHz対応D/Aコンバータ」の製作記事をご覧いただけます
・製作Blog記事:192kHz対応 オーディオ用D/Aコンバータを作ろう!
・PDF版192kHz対応 オーディオ用D/Aコンバータ製作記事(PDF)
・192kHz対応 オーディオ用D/Aコンバータ配線図(PDF)
そのほかにも、デジタルオーディオ独立実験基板の組み合わせにより、「アップサンプリングDAC」や「USB接続アップサンプリングDAC」などなど、オーディオ好きにはたまらない高性能なデジタルオーディオ機器を手軽に安価で、自分の手で製作できますので、ぜひ挑戦してみてください!
S/PDIF信号(同軸入力またはデジタル入力)を受信してオーディオシリアル信号を出力するDAIレシーバ機能と、オーディオシリアル信号を入力してS/PDIF信号(デジタル信号)を出力するDAIトランスミッタ機能を1チップにまとめたDAIトランシーバの独立実験基板キット。±2.5ppmの高精度水晶発振器を新たに採用し、クロック周波数が12MHzとなりました。
【製品仕様】
●動作設定はハードウェアモード(ジャンパ設定)とソフトウェアモード(要マイコン制御)の2種類を選択可能●デジタルオーディオコアキシャル汎用実験/評価基板(PT_F)を接続するだけで同軸入力に対応
●表面実装部品はあらかじめハンダ付け済
●対応サンプリング周波数:32kHz~192kHz
●クロック:±2.5ppm高精度水晶発振器搭載(12MHz)
●動作設定:ハードウェアモード(ジャンパ設定)、ソフトウェアモード(要マイコン制御)
●対応フォーマット:16bit I2S、24bit I2S、24bit左寄せ(LJ)、16bit右寄せ(RJ)
●対応電圧:3.3V(デジタル部、アナログ部とも)
●サイズ:約66×39mm
●M3ネジで取付可能